何かを得て 失って

人に肯定的に励まされて落ち込むのって
鬱なんですかね





ライブが終わった
手応えはそれなりにあった
でも詰めの甘さも実感した
こういう時、劣等感に対する慣れというのはとてもタチが悪い。
どうしてもダメなプレイを楽観視してしまうからだ。
果たして誰が俺に期待するだろう?
頑張ったところで俺の実力なんてたかが知れてる
そんな考えばかりが先行してしまう。
僕は以前からあらゆる場面で劣等感を感じることが多かった。
そしていつからかすっかり劣等感慣れしてしまっていた。
そして僕は人前に立つことさえ怖がる臆病者で
人の言葉もやたら否定的に聞こえて
最後には怒りも悔しさも悲しさも忘れてしまった。
僕は人間らしさを失った。もはや信じれるものは無い。